更新:2025/7/29

「コワーキングスペースって、勉強にも使えるの?」
リモートワークやフリーランスの広がりとともに、全国に増えているコワーキングスペース。実は最近、この場所を“自習スペース”として活用する人も増えつつあるのをご存じでしょうか?
しかし、「仕事の場」というイメージが強いため、勉強で使っていいのか迷っている方も少なくありません。
また、自習室や図書館と比べて何が違うのか、どんなメリット・デメリットがあるのかも気になるところ。
この記事では、コワーキングスペースを自習で利用する際のポイントや、自習室との違いについて詳しくご紹介します。
「自分にぴったりの勉強場所を探している」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
~ 目次 ~
・自分に合った自習場所を見つけるために
・コワーキングスペースで自習はできるのか
・コワーキングスペースを自習で使うメリット
▶設備が整っている
▶自分に合った時間で、長時間の利用も可能
▶モチベーションが上がりやすい
▶ 席が確保しやすい
・コワーキングスペースを自習で使うデメリット
▶費用がかかる
▶他の利用者の作業音が気になる
▶荷物の持ち運びが大変
・自習室との違い
・コワーキングスペースの方はコモンルームがおすすめ!
・まとめとオススメの関連記事
自分に合った自習場所を見つけるために

「どこで勉強するか」は、思っている以上に集中力やモチベーションに大きく影響します。
静かな場所が落ち着く人もいれば、ほどよく人の気配があるほうがやる気が出るという人もいます。
まずは、自分の性格や勉強スタイルに合った場所を見極めることが、自習効率を高める第一歩です。
以下に、主な自習場所の特徴を比較してみましょう。
自習場所 | 特徴 | 向いている人 |
自宅 | 移動不要・自由度が高い。 反面、誘惑も多く集中しにくい | 時間に縛られず、自己管理が得意な人 |
カフェ | ほどよい雑音があり、リラックスしやすい。 Wi-Fiや電源もあるが混雑することも | 音が少しあっても集中できる人、短時間の勉強をしたい人 |
図書館 | 静かで落ち着いた環境。 無料だが席取りが必要な場合も | 完全な静寂の中で集中したい人 |
自習室 | 勉強に特化した空間で、集中を重視する人向け。 料金はかかるが環境は整っている | 受験勉強・資格取得など、本気で取り組む人 |
コワーキングスペース | 快適な設備と集中できる環境。 少し話し声がある場合も。 多目的に使える | 静かすぎず快適な環境で長時間勉強したい人 |
このように、自習場所にはそれぞれメリットと注意点があり、「誰にとっての最適か」は一律ではありません。
大切なのは、「自分がどんな環境なら集中できるか」「費用や立地、開放時間はライフスタイルに合っているか」といった観点から選ぶことです。
もし「静かすぎると逆に落ち着かない」「長時間快適に過ごせる場所がいい」といったニーズがあるなら、次にご紹介するコワーキングスペースでの自習が、あなたにとって良い選択肢になるかもしれません。
コワーキングスペースで自習はできるのか
そもそも、コワーキングスペースで自習はできるのか?
結論から言えば、多くのコワーキングスペースで自習は可能です。
コワーキングスペースとは、フリーランスや起業家などが仕事や作業を行うために利用する共用のワークスペースのこと。
Wi-Fiや電源、デスク、静かな空間が整っており、「集中できる場所」としては自習にも十分適しています。
ただし、施設によっては「会話OK」「オンラインミーティング推奨」といった特徴があるため、静かな環境を希望する場合は“自習利用OK”かどうかを事前に確認することがポイントです。
コワーキングスペースを自習で使うメリット
それでは、コワーキングスペースを自習で利用する場合のメリットをご紹介していきます。

▶設備が整っている
カフェやファミレスではフリーWi-Fiが利用できることもありますが、通信速度が不安定だったり、セキュリティ面での懸念があったりと、勉強にはやや不向きな面もあります。
さらに、プリントやスキャンに必要な複合機などの設備も基本的には備わっていません。
その点、コワーキングスペースでは高速かつ安定したWi-Fi環境が整っているほか、複合機を使って過去問を印刷・スキャンすることも可能。
講義動画の視聴や資料の出力など、学習の幅を広げることができます。
また、フリードリンクが利用できる施設も多く、長時間の滞在でも快適。
滞在時間によっては、カフェやファミレスを利用するよりもコストパフォーマンスが良くなるケースもあります。
▶自分に合った時間で、長時間の利用も可能
コワーキングスペースには、ドロップイン(一時利用)や月額会員制など、柔軟な利用プランが用意されており、自分のライフスタイルに合わせて選べるのが大きな魅力です。
中には、24時間365日利用できるプランや、平日の朝晩・土日祝のみ利用できるお得なプランなど、時間帯や頻度に応じて選べる施設もあります。
一方で、図書館は開館時間が限られており、出勤前や仕事終わりに立ち寄るのは難しいことが多く、カフェやファミレスも滞在時間に制限があったり、混雑時には長居しづらいというデメリットがあります。
「休日は一日じっくり勉強したい」「人目を気にせず集中したい」――そんな時でも、コワーキングスペースなら時間を気にせず自分のペースで過ごすことができます。
▶モチベーションが上がりやすい
コワーキングスペースは、資格取得やスキルアップを目指す方の自習場所としても利用されており、特に夕方以降や休日には、テキストを広げて勉強する人の姿が多く見られます。
一方、自宅は費用もかからず飲食も自由というメリットがあるものの、リラックスできる環境であるがゆえに集中力が続きにくいという側面も。
目に入った漫画やゲームについ手が伸びてしまい、気づけば長時間の“脱線”ということも少なくありません。
その点、コワーキングスペースには意欲的に作業や勉強に取り組む人たちが集まっているため、自然と自分も「頑張ろう」という気持ちになりやすい環境です。
周囲の空気が良い意味での“緊張感”や“刺激”となり、集中力とモチベーションを維持しやすくなります。
「一人だと気が緩んでしまう」「静かすぎると逆に落ち着かない」という方には、ちょうど良い刺激のある学習空間としておすすめです。
▶席が確保しやすい
「今日は勉強しよう!」と意気込んでカフェやファミレスに行ったものの、席が空いてなくて入れなかった…という経験はありませんか?
図書館も、学生の長期休暇中や受験シーズンには混雑しやすく、席を確保するのが難しいことがあります。
その点、コワーキングスペースであれば、人目を気にせず、落ち着いて長時間利用できる環境が整っています。
また、月額会員であれば一定の利用枠が確保されており、「満席で使えない」という状況が起こりにくいのも安心です。
「せっかくやる気があるのに、場所がなくて断念…」という心配を減らしたい方にとって、コワーキングスペースは非常に心強い選択肢となるでしょう。
コワーキングスペースを自習で使うデメリット
それでは続いて、コワーキングスペースを自習で使う場合のデメリットについてです。

▶費用がかかる
コワーキングスペースを利用するには、月額会員になると毎月1万円前後の費用がかかるのが一般的です。
さらに通うための交通費も発生するため、利用する際は立地やアクセスのしやすさも重要なポイントになります。
せっかく料金を支払っても、自分に合わない環境だったり、利用頻度が少なかったりすると費用対効果が下がってしまうことも。
「どれくらいの頻度で使うか」「自分にとって快適に過ごせる環境か」などをしっかり見極めて、ライフスタイルに合ったプランを選ぶことが大切です。
▶他の利用者の作業音が気になる
コワーキングスペースには、さまざまな目的や職業の方が集まり、それぞれのスタイルで作業をしています。
施設によっては「電話・Web会議OKエリア」と「静音エリア」に分かれていることもありますが、完全な無音空間ではないため、キーボードのタイピング音やマウスのクリック音、ささやき声などが気になることもあります。
そのため、図書館のような静寂を求める方にとっては、少し集中しにくい環境かもしれません。
どうしても音が気になる場合は、事前に見学したり、混雑時間帯や音の状況について施設に問い合わせたりすることをおすすめします。
▶荷物の持ち運びが大変
多くのコワーキングスペースでは、私物を置いたまま帰ることが禁止されているため、毎回荷物をすべて持ち帰る必要があります。
勉強に本格的に取り組むほど、テキストやノート、過去問など荷物が増えがちになり、持ち運びが負担に感じることも。
そのため、持参する教材の範囲をあらかじめ決めて荷物を絞る、あるいはPCやタブレットに資料をデジタル化して集約するなど、工夫が必要です。
また、施設によっては有料ロッカーを利用できるオプションや、**荷物を常時置いておける「固定席プラン」**が用意されている場合もあります。
こうしたサービスを上手に活用することで、より快適に、身軽に自習を続けることができます。
自習室との違い
では、「自習室」とは何が違うのでしょうか?
以下の表にまとめました。
項目 | コワーキングスペース | 自習室 |
利用目的 | 仕事・作業・勉強など多目的 | 勉強が中心 |
会話の可否 | エリアにより可/不可が分かれる | 基本的に会話NG |
設備 | Wi-Fi、電源、ドリンク、コピー機など | 最低限の机と椅子が多い |
雰囲気 | 活気があり、やる気が刺激される | 静寂で落ち着いた空間 |
利用者層 | 社会人、学生、フリーランスなど多様 | 学生が多め |
つまり、静寂を重視したい人には自習室、快適さや刺激を求める人にはコワーキングスペースがおすすめといえます。
コワーキングスペースの方はコモンルームがおすすめ!



大阪・梅田、京都・四条烏丸エリアで自習できるコワーキングスペースを探しているなら、「コモンルーム」がおすすめです!
・いろいろなタイプの席で集中できる
・ドリンク無料、電源・Wi-Fi完備
・1日利用や時間利用もOK、使いやすい料金体系
・自習利用も歓迎!
仕事や勉強の“ちょうどいい場所”を探している方にぴったりの環境です。
気になる方は、まずは見学・ドロップインのご利用からぜひどうぞ!
まとめとオススメの関連記事
ここまで、コワーキングスペースを自習場所として利用するメリットとデメリットをご紹介しました。
人により集中しやすい環境も様々。
コワーキングスペースを自習場所として利用する場合は、メリットとデメリットを理解し、自分にあった環境を選択することをおすすめします。
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コモンルームは≪大阪市北区/京都市下京区≫にある、コワーキングスペース・レンタルオフィス・シェアオフィス・貸会議室です。
ドロップインでのご利用、定額プラン、バーチャルオフィスプランなど複数のプランをご用意しております。
お仕事や作業、商談や面接場所を≪梅田駅、大阪駅、中津駅周辺≫ ≪四条駅、烏丸駅、五条駅周辺≫でお探しの際は、お気軽にお越しください。
■ コモンルーム梅田
〒530-0012 大阪市北区芝田2-8-11 共栄ビル3F(受付)
TEL:06-6940-7143 / FAX:06-6940-7144
Email:umeda@common-room.jp
■ コモンルーム中津
〒531-0072 大阪市北区豊崎3-15-5 TKビル2F (受付)
TEL:06-6147-9991 / FAX:06-6147-9989
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