コラム

自宅かカフェかコワーキングスペースか… 近頃気になる“テレワーク”のすすめ

2020.03.02 梅田 中津 四条烏丸



昨年の冬は少し遠い話題であったコロナウイルスも、今では日本が直面する大きな問題となっています。
コロナ対策の一環として、耳慣れなかった「テレワーク」という働き方も、耳にしない日がないほど日常生活に定着しています。

もちろん現状では感染対策という意味合いが強いですが、
改めてその意味を考えたとき、今後は「自由な働き方改革」の一環としても
ますます注目度が高まるキーワードではないでしょうか。

今回は、そんな近頃ますます気になる「テレワーク」について
コワーキングスペースの活用方法と絡めてお伝えできればと思います☺!

【目次】
1.テレワークという働き方
2.テレワークのメリット
3. 「テレワーク」と「コワーキング」の類似点
4. テレワーク先としてのコモンルーム

1.テレワークという働き方       


今回のテーマである「テレワーク」とは、近年の情報通信技術
(ICT = Information and Communication Technology) の発展とともに成長してきた働き方になります。


オフィスに出勤することなくパソコンや携帯電話などを上手に活用し、
時間や場所にとらわれることなく柔軟に働くことができるのが特徴です。


言葉の始まりは日本にあり、「tele=離れたところ」と「work=働く」という二つの単語を組み合わせた造語です。
類義語として「リモートワーク」という言葉もあります。


場所や時間に制約を受けずに働けることから、
一億総活躍社会が叫ばれている今、とても注目度の高い働き方のひとつとなっています💡


実際に、NTTドコモや生命保険会社など大手企業が積極的にテレワークを導入した実績も増え、
少しづつ日本社会に根付いてきています。

日本経済新聞社の 2019年の「スマートワーク経営調査」 によると、調査対象企業のうち5割以上の会社がテレワークを取り入れている答えています。


また、テレワークの中でもさらに三つの働き方があり、内訳は以下の通りです。
( 一般社団法人日本テレワーク協会 、 https://japan-telework.or.jp/tw_about-2/,(参照2020-02-27))


①在宅勤務
 自分の自宅で働くスタイル。

②モバイルワーク
 顧客先や移動中に、パソコンや携帯電話を活用して働くスタイル。

③サテライトオフィス勤務
 所属会社以外のオフィススペースで、パソコンや携帯電話を活用して働くスタイル。
(サテライトオフィス= 会社の本社から離れた場所に設置する小規模なオフィスのこと )


今、コロナウイルス予防で指されているのは①の在宅勤務ですね。

それではテレワーク導入にはどういったメリットがあるのでしょうか。

2.テレワークのメリット       


①企業経営に必要な費用削減
大きなオフィスを維持するには、莫大な費用が必要です。
そこで、仕事場の単位を増やし本社オフィスの規模を抑えることで、事業拡大に伴う必要費用を削減することができます。
交通費の削減にもつながりますね☺!


②作業効率アップ
仕事をするうえで、一番の時間泥棒は「会議」と「移動」であると言われているそうです。
一人ひとりの働き方に応じてテレワークを導入することで移動時間を短縮できるのはもちろん、
会議などの打ち合わせも見直すきっかけになり作業効率が上がる可能性があります。


③ライフステージの変化に伴う人材流出を防ぐ
人生において、病気療養や育児、介護など、通常の勤務形態で働くことが難しくなることが訪れます。
そういったとき、もし企業がテレワークを導入していれば勤務形態を柔軟に
変化させながら継続した就業が可能になります。

一個人としても仕事を失うことなくライフステージの変化に対応でき
また、企業としても大切な経験者を手放すことを防ぐことにつながり双方にとって大きなメリットになります。


④緊急時の事業継続が可能
現在コロナウイルスの感染対策としてテレワークが導入されだしたように、
台風や地震などの自然災害発生時やパンデミックが発生する可能性がある際、
事業が停滞することをある程度防ぐことができます。

実際に東京近辺では、2011年3月の東日本大震災の被害から立ち直る過程においてテレワークによる就業が大きな意味をなしていました。

⑤ワークライフバランスの向上
テレワークが可能になることで、過度な残業などを防ぐ効果も期待できます。
共働き夫婦の家事の分担がしやすくなり、家族間のコミュニケーションが増えたという意見も多くみられます。

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テレワークには上記のようなメリットだけでなく、「ウイルス対策」や「働く時間の管理」「社内のコミュニケーション不足の改善」「進捗状況の共有方法」など、対策すべき課題も多くあります。


ただ、 テレワークを上手く取り入れていくことで、よりたくさんの人が働く機会を得ることができます。
それは企業はもちろん、社会にとっても大きな恩恵を与えてくれる可能性があるのではないでしょうか。

3.「テレワーク」と「コワーキング」の類似点       


さて、前述でテレワークについて簡単に書かせていただきましたが、先日のブログのテーマでもあった「コワーキング」という働き方とのたくさんの類似点があることがわかります。


「コワーキング」とは、 主にフリーランス(個人事業者)やスモールカンパニー(小規模法人)、新規事業を始める人、在宅勤務が可能な会社員の人たちが、会社やオフィスという「場所」に縛られずに働くことができるワークスタイルのことを指します。


この「場所」に制約を受けないという点において、テレワークとコワーキングはとてもよく似ていますね。
どちらもWi-Fiなどの通信技術とパソコンや携帯電話、タブレットといった情報通信機器が必要不可欠といった点も類似しています。


コワーキングに似ているということはつまり、テレワークにとっても「コワーキングスペース」は相性が良いということができるのではないでしょうか。

4.テレワーク先としてのコモンルーム       


近年急速に認知されだしたテレワーク。
少し強引に前述させていただきましたが、事実テレワークの拠点としてコワーキングスペースが選ばれることが増えているようです。


実際に、一般社団法人日本テレワーク協会のHPでも『コワーキング・シェアオフィス・レンタルオフィス施設等の紹介』がされています。


私たちコモンルームでも、フリーランスの方はもちろんテレワーク時のサテライトオフィスとしてもご活用いただいています☺


コモンルーム中津はレンタルオフィス複合型のコワーキングスペースなので、一人ひとりの活用方法に合わせてプランをお選びいただけます。


また、予約・登録なしで一時利用が可能なドロップインでのご利用もお待ちしております。
営業や出張先での作業スペースとしても、ぜひお気軽にご利用ください!(^^)!




最後に、今回の内容に関連したブログをご紹介します

従業員の満足度向上!サテライトオフィスが選ばれている理由

テレワークにおすすめの場所:5パターンを解説

ここまでお付き合いいただきありがとうございました!

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