近年人気を集めている「個別指導」。塾といっても大手の進学塾から、学校で習う内容の復習や予習を目的とした塾までさまざまですが、カリキュラムの独自性や先生の人となりなどの魅力から個別指導を検討する人が増えています。
何かを教えることが好きだったり、自分の経験や知識を誰かに還元したいという熱意を持っている場合、「個別指導」の開業は一つの選択肢となるでしょう。
個別指導を始めたい方にオススメなのが “レンタルオフィス”。
この記事では、レンタルオフィスが個別指導を始めるのにオススメな理由を詳しく解説しています。
個別指導の開業をご検討の方は是非ご一読ください!
≪目次≫
1.レンタルオフィスとは
2.個別指導の開業時に必要なこととは
2‐1 コンセプトを明確にする
2‐2 教室や機材などを準備する
2‐3 手続きをする
2‐4 集客をする
3.個別指導で「レンタルオフィス」を選ぶ理由
3‐1 固定費の削減
3‐2 柔軟性
3‐3 設備の充実化
4.レンタルオフィスを選ぶ時の注意点
① 立地(駅塚・徒歩)
② 設備・WIFI
③ 契約条件
④ サポート体制
5.まとめ
1.レンタルオフィスとは
レンタルオフィスは、デスク・チェア・キャビネット・インターネット回線を始めとした業務に必要な環境が執務空間に予め整っている貸事務所のこと。これら設備費は利用料金に含まれることが多く、賃貸オフィスより低いイニシャルコストでオフィスを構えることができます。また、都心の一等地でも月々のランニング費用が賃貸オフィスよりリーズナブルになることがほとんどです。
さらにレンタルオフィスでは会議室の利用、コンシェルジュによる電話応対や来客対応、会社登記・住所利用といったサービスが受けられるプランが主流です。
こうしたメリットにより、起業をする人、スタートアップ、フリーランスだけでなく、企業のサテライトオフィスとしてもニーズが高まっています。
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レンタルオフィスについてメリットやデメリットも交えて、詳しくご紹介しています。是非ご覧ください!
☞事業用不動産ではなくレンタルオフィスを利用するメリット5選!違いや選び方を解説
2.個別指導の開業時に必要なこととは
個別指導塾の経営には特に資格は必要ありません。
学校教員のように教員免許や生徒への指導経験などがなくても、個人学習塾を開業することができます。個人学習塾を経営するために必要となるのは、「開業届」のみです。
塾の設備基準もないため、勉強を教える指導力と熱意さえあれば誰でも塾経営を始められます。
そんな個別指導において、開業時に必要なことをご紹介していきます。
2‐1 コンセプトを明確にする
個別指導とひとくくりに言っても様々な形態があります。
まずは、「どのような個別指導を開業したいのか」、コンセプトを考えてみましょう。
1. 誰に | 小学生 / 中学生 / 高校生 / 大学生 |
2. 何を | ・学校の復習メイン ・受験対策 ・教科をしぼるのか など |
3. どのように | ・集団指導 ・個別指導 ・少人数指導 |
ポイントとしては個人経営の塾だからこその面倒見のよさと、一人一人に対して臨機応変に対応できることを押し出すと良いです。加えて、今までの自身の経験や強みを活かしてコンセプトを考えるようにしましょう♪
2‐2 指導場所や機材などを準備する
個別指導を始めるにあたって、場所の選択と機材の選定は非常に重要な決定です。
◎ 学校が近くにあること
◎ 家賃と集客のバランスを考慮した駅周辺や住宅地
◎ 大手が出ている住宅地に注目
◎ メイン通り沿いに位置していること
これらのような立地を選ぶとよいでしょう。
また建物、内装、機材選びにおいては、初期投資を可能な限り抑えることが重要です!
そこで後ほど初期費用を抑えられる「レンタルオフィス」での個別指導実現についてご紹介していきます。
2‐3 手続きをする
塾を開業する手続きとしては事業開始日から1か月以内に「開業届」を税務署に提出します。
国税庁のWebサイトからダウンロードが可能で、納税地や氏名、個人番号、屋号などを記入・捺印します。従業員を雇用する場合は給与支払事務所の開設届書も必要です。
そのほか、市区町村役場に個人事業開始申請書も提出しなければなりません。
2‐4 集客をする
開業当初の個別指導では、「集客」が課題になる傾向があります。
理由は大手学習塾と比較すると、知名度や広告宣伝にかける費用が異なるためです。
そのため個別指導では、大手塾と同じ方法では生徒を集めることが難しいため、独自性を前面に出してアピールすることが重要です。入塾した生徒一人ひとりに対して、個性や学力、学習習慣を考慮した丁寧な対応を心がけることが、生徒や保護者からの高い評価を得る鍵です。
集客方法としては、「ポスティング」「新聞の折込チラシ」「塾ナビなどのポータルサイトへの掲載」「web広告」「看板広告」などが挙げられます。地域性やコンセプトなどによって、効果が出る集客方法は異なるため、広告宣伝費の範囲内でさまざまな方法を試してみましょう。
3. 個別指導でレンタルオフィスを選ぶ理由
3‐1 固定費の削減
小規模な個別指導経営は固定費を抑えて身軽でいることが大切と言われています。
レンタルオフィスは一般的な賃貸オフィスや貸事務所と比べると、敷金・礼金などの保証金がかからない場合が多く、設備や備品、ネットワーク環境も整っているためかなり初期費用を抑えることができます。
また、常に固定で掛かってくる光熱費は賃料に含まれている場合が多く、ランニングコストを抑えたいは人に抜群な施設となります。近年はレンタルオフィスの需要が増えていることから、料金プランやサービスが多様化しており、「費用」を抑えられるのが最大のメリットです。
個別指導を始める上で初期費用を抑えたい!固定費をできるだけ削減したい!という方にはレンタルオフィスは向いている言えます。
3‐2 柔軟性
各レンタルオフィス会社にもよりますが、1カ月単位での契約が可能であったり、契約後すぐ利用開始できたりと、一般的な賃貸オフィスと比べて柔軟性や自由度の差は明らかです… 例えば需要や変化に応じてスペースを移動できたり、拡張しやすかったりもします。
このようにレンタルオフィスであれば、個別指導を行う中での生徒の追加・変更でも柔軟に対応することができるでしょう。
利用時間も365日24時間利用できる場合も多いので、生徒の都合にあわせて授業をしやすいのもポイントの一つです。
また一時貸しの会場と異なり、「オフィス住所」を名刺やHP等に利用できるため、集客しやすいという利点もあります。
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3‐3 設備の充実化
多くのレンタルオフィスでは、 デスク・チェア・キャビネット、インターネット回線など仕事をする上で必要な設備が揃っていることが多いです。またレンタルオフィスによっては、無料のドリンクバーやモニターの貸出、複合機、備品類、電話ボックスなども併設されている場合もあり、特に学生生徒には無料のドリンクバーは喜ばれるでしょう。
既に整ったオフィス環境を利用することができるため、設備投資の手間を省くことができます。
生徒にとって通いやすく、喜ぶものがあると、勉強もさらにはかどること間違いなしですね!
4.レンタルオフィスを選ぶ時の注意点
① 立地(駅近・徒歩)
上記2ー2でもお伝えした通り、個別指導を行う上で「場所」の選択は重要になってきます。駅から離れた場所や車を使わないと行けない場所だと、保護者の負担や不安にも繋がり、通うことが不可能になる場合があります。
生徒も保護者も安心して通える場所にレンタルオフィスがあるかどうかを探しましょう。
集客の際に生徒の通いやすい場所ではない場合は、地図や行き方を丁寧に記載するようにするとよいでしょう。
② 設備とセキュリティ
電源コンセントや会議室・インターネット回線、WIFIなど、必要な設備が整った環境であるかを事前にしっかりと調査しましょう。
加えて、入退室管理や監視カメラなど施設のセキュリティ対策が整っているかどうかも、通われる生徒や保護者にとって重要なポイントです。
③ 契約条件
レンタルオフィスを契約する際に必要な条件を事前に確認しておきましょう。
各レンタルオフィス会社によっては、解約時に発生する資金や清掃手数料が別途追加で掛かってくる場合もあります。
事前にスタッフに確認し、柔軟性があるかどうかも重要なポイントです。
④ サポート体制
最近のレンタルオフィスでは受付スタッフやコンシェルジュが在中している施設も増えてきています。
通われる生徒や保護者にとって、常にスタッフが在中しているかことは安心に繋がります。
また、スタッフが在中していることで困った時やトラブル時の対応もスムーズに行ってもらえることが多いため、事前に確認しておくとよいでしょう。
5. まとめ
いかがでしたでしょうか。
レンタルオフィスは、個別指導の運営において必要な環境がかなり整っているため、人気となってきています。
自分の経験や知識を誰かに還元したいという熱意を持っている方!そしてこれから個別指導塾の開業予定の方は、レンタルオフィスの活用も一度検討してみてはいかがでしょうか?💡
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