コラム

住所貸しに違法性はない?バーチャルオフィス徹底解説

2023.06.21 梅田 中津 四条烏丸

2025/06/27 更新

 

昨今、働き方の自由化が進み本業とは別でフリーランスで活動されている方や、
個人事業主として会社の設立をされる方も増加傾向にあります。
設立申請の際に必要となる住所。自宅の住所で行うのはプライバシー面で不安という方も多いのではないでしょうか?

そんな方にご紹介するのが住所貸しのサービスです。
「住所貸しサービスとは何か?ビジネスに使うのに信頼性は大丈夫?」「バーチャルオフィスの仕組みは?」
など、気になる問題を徹底解説していきます!
これから会社の設立をお考えの方や、個人で事業開設をお考えの方は是非ご一読下さい。
 
 

▼目次
 

1. 住所貸しとは?どのように活用されているのか?

2.  住所貸しに違法性はないのか?

3. 住所貸しサービスの種類
 ・私書箱
 ・バーチャルオフィス

4. バーチャルオフィスがおすすめな理由
 ・郵便物受け取りサービスがある
 ・コワーキングスペースや会議室が利用できる
 ・スタッフが滞在している

5. コモンルームのバーチャルオフィスがおすすめ

 

1. 住所貸しとは?どのように活用されているのか?

 


法人設立の際「本店所在地」として会社の住所を定める必要があり、そこが登記簿上の本拠地となります。
個人事業主も同じく、開業届に拠点となる住所を記入します。その際の住所に特に制限はなく、
レンタルオフィスやバーチャルオフィス、自宅など許可が下りる住所であればどこでも可能です。

住所貸しとは、名前の通り特定の住所を法人や個人事業主に貸し出すサービスのことです。
都心部のレンタルオフィスや賃貸マンションは、月々のスペ―ス料金や諸経費など出費が大きいです。
そこで、事務所や作業スペースは必要のないという方に住所のみを貸し出し、
会社のホームページや名刺等に記載することができるサービスです。


自宅や事務所を引っ越す際には、本店所在地・個人事業の拠点変更を届け出る必要があります。
住所貸しを利用していれば諸々の手続きの手間が省けるほか、
個人の住所を公開する必要が無く、情報漏洩の点からも安心・安全な事が選ばれている理由です。

なお、一般賃貸のマンションによっては、住所利用や法人登記が認められない場合もあり、
設立後のトラブル回避を考えた上でも、住所貸しの利用はおすすめと言えます。

【要注意】個人間の住所貸しのトラブル4選!バーチャルオフィスの利用がおすすめの理由を解説

 

 

2. 住所貸しに違法性はないのか?


住所貸しそのものに違法性はありません。

と言っても、多数の会社と同じ住所を利用するということは、法律上問題はないのか安全面が気になりますよね。
住所貸しに違法性はなく、契約する際には審査が行われるところが多く、
利用目的が明白で信用できると認められた場合のみ、サービスを開始することができます。

運営会社の信用度や厳格な利用内容を定めている所を比較し、実態のある信頼できる事業所へ任せれば
長期的に安心して住所貸しを利用できます。

利用する住所はどこでも可能とお伝えしましたが
下記の業種によっては住所貸しでの開設ができない場合もある為ご注意ください。

・人材派遣業
・士業
・古物商
・不動産業
・建設業

これらの業種が利用できない点としては、実態のあるオフィス(広さの規定有)が必要であったり
顧客の個人情報の取り扱いの観点から完全個室(鍵がついているもの)でないといけないといった条件等があるからです。
他業種でも場合によっては銀行口座の開設が難しいケースもあります。
ご自身の業種の契約形態をしっかり把握しておくとスムーズな利用ができるでしょう。

 

 

3. 住所貸しのサービスの種類


ご自宅や会社にワークスペースがあり、住所のをみ利用する場合
郵便物預かり等の住所貸しサービスは主に【私書箱】【バーチャルオフィス】の二種類があります。

私書箱、バーチャルオフィスともに住所を貸し出すサービスですが、それぞれ特徴があるので比較してみます。

 

私書箱

私書箱は古くから郵便局で行われているサービスです。
郵便局内に自宅とは別で仕事の郵便物を受け取れるポストを設けることができます。
6カ月以上の継続利用や、受取期間が到着の翌日から10日間など条件があります。
なお受け取りは書類のみ可能で、宅配便などの受け取りはできません。

注意点として、あくまでも仕事用の郵便物を受け取るためのもので、
私書箱の住所をホームページに記載したり、法人登記に利用することはできません。

利用料金がかからない点と、自宅宛ての郵便物と仕事の書類などが混在して紛失するリスクを無くせるところ
私書箱による住所貸しのメリットです。

 

バーチャルオフィス

バーチャルオフィスはバーチャル(=仮想的な)+オフィス(=事務所)の造語で、
事務所・登記先として利用できる住所を貸し出すサービスのことです。

郵便物を自宅やオフィスへ転送するサービスを行っているバーチャルオフィスも多く、
受け取りに行くことが困難な方や、遠方にお住まいの方も利用できるところが私書箱との大きな違いです。

必要なサービスにあったバーチャルオフィスを選べば、作業スペース等の費用も抑えられ、
また近年バーチャルオフィス自体が全国で普及しているため、
都心やその他の希望のエリアで法人登記や個人事業の開業が可能です。
※法人登記の可否は各事業所へお問い合わせください

 

 

4. バーチャルオフィスがおすすめな理由


私書箱とバーチャルオフィスの違いを紹介しましたが、
バーチャルオフィスは住所貸しや法人登記、郵便物の受け取り等
様々なサービスがあり、これから起業する方・副業を始めたい方におすすめです。

 

郵便物の受け取りサービス


バーチャルオフィスプランは、郵便物を受取・保管のサービスを設けているところが多いです。
事業所によって違いのある点としては

・郵便物受け取り時のメールの有無
・来店での直接受取の可否
・転送サービス時の別途料金

・法人登記がプラン内で可能か

などが挙げられます。
月額料金内であるのか、オプションで追加契約になるのかなど必要なサービスを比較してみると良いですね

 

コワーキングスペースや会議室を利用できる


バーチャルオフィスを運営する事業所には、実際に作業ができるコワーキングスペースを設けている事も多く
郵便物の受取の際にそのままコワーキングスペースで作業を行えるメリットがあります。

コワーキングスペース内はWi-Fiやコンセント、OA機器が完備しており、
打ち合わせやWeb会議等の作業スペースとしてご利用いただけます。

また貸会議室は個室利用や来客・商談・打ち合わせ等の複数人でのスペース利用としてもおすすめです。

 

スタッフが滞在している


1つ前の項目でも紹介した通り、コワーキングスペースが併設されている施設も多くあり
コワーキングスペースにはスタッフが滞在している施設もあります。

スタッフ滞在の場合、来客対応や郵便物の受け渡しなどのお客様のご要望に応じたサービスを提供が可能となります。

ホームページに記載している事務所の住所に行ったものの誰もいなかった、という状況よりもスタッフが対応してくれる方が断然に信頼度は上がるでしょう。

 

 

5. コモンルームのバーチャルオフィスがおすすめ


ここからは当サイトを運営しております、コモンルームのご紹介をさせていただきます。


1. 都心部での住所利用・法人登記が可能

コモンルームは関西で3店舗展開しており、
梅田店・中津店は「大阪市北区」
京都店は「京都市下京区」の一等地の住所をご利用いただけます。
個人から法人契約への変更も可能です。

2. 初期費用無料

入会金や手数料は一切不要でご入会頂けます。
更新月までの利用料のみ(初回更新必須)で、最短即日入会が可能

3. 在中スタッフが郵便物の到着メールを送信

営業日または翌営業日に郵便物のお写真付きメールを送信いたします
重要な書類もすぐに確認でき安心です。
受付にてお受け取り可能時間 【平日・土曜日9:00~18:00】

4. 郵便物転送・電話転送オプションもご用意

週1回の転送オプションは遠方でお受取りが難しい方でも便利です
お預かり期限を過ぎてしまう場合やお急ぎの書類は都度転送も可能。
電話転送オプションは市外局番を貸し出し、
お客様のお持ちのお電話へと転送されます。
ビジネスシーンでは必要になる事も多い人気のサービスです。

 

5. コワーキングスペース・会議室も利用可能

集中して作業を進めたい時にはドロップイン(1日利用)ができるので
郵便物の受取時に合わせて使うこともできます。
会議室は~8名用(店舗により異なります)をご用意
先方様との商談や会議の際にも実在するスペースがあると信用性にも繋がります。
※別途料金

6. 店舗写真の商用利用が可能

ホームページやパンフレットなどに掲載していただける店舗写真をご用意しています。
実態のあるコワーキングスペースのバーチャルオフィスという事をお伝えいただけるので信頼性に繋がります。

7. 営業保証制度

「契約したのに事業所がなくなった」という事が無いように
コモンルームでは継続的なサービスをご提供する営業保証制度を設けております。
安心して継続的にご利用いただける環境をお約束します。
営業保証制度については 詳しくはこちら→ 安心の【営業保証制度】のご案内



関西で住所貸しをお探しの方はぜひコモンルームのバーチャルオフィスプランのご利用をご検討ください!
▼店舗別バーチャルオフィスプランの詳細はこちらから▼

 


住所貸しについてご紹介いたしましたがいかがでしたでしょうか?
これから会社を立ち上げる方、個人事業を始めようと思っている方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。


 

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コモンルームは≪大阪市北区/京都市下京区≫にある、コワーキングスペース・レンタルオフィス・シェアオフィス・貸会議室です。
ドロップインでのご利用、定額プラン、バーチャルオフィスプランなど複数のプランをご用意しております。
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Email:umeda@common-room.jp

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〒531-0072  大阪市北区豊崎3-15-5 TKビル2F (受付)
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Email:nakatsu@common-room.jp

コモンルーム四条烏丸
〒600-8427 京都市下京区⽟津島町294(京都市下京区烏丸通松原西入北側) 2F(受付)
Email:shijokarasuma@common-room.jp