コラム

主婦も簡単に起業できる! その方法とおすすめワークスペースを紹介します

2020.12.17 梅田 中津 四条烏丸

  

職場復帰したいけれど、家事・子育てと仕事の両立は難しいと悩まれている主婦に向けて、「主婦の起業」を提案します。
家庭の収入の助けにと主婦起業にはメリットがたくさん!
この記事では、主婦の起業方法やメリット、おすすめのワークスペースを解説します!

  


1.主婦が起業するメリット
①自分の時間を優先できる
②主婦スキルを仕事に出来る
③パートより稼げるようになる可能性がある
2.起業方法
①仕事内容を決める
②開業届を出す
3.おすすめワークスペース
①自宅
②カフェ
③コワーキングスペース
4.最後に

   

1.主婦が起業するメリット       


主婦が収入を得る方法としては、会社勤めであったり、パートタイム勤務や内職などがあります。
しかし、家事や育児をしながら働くことは、そう簡単なことではありません。
そこでいま注目されているのが、主婦の起業です。 主婦が起業する場合にどのようなメリットがあるのかご紹介します。

①自分の時間を優先できる

      

会社勤めは雇用時間が明確に決められており、子供の急な体調変化に対応するために申し訳ない気持ちを抱きながら退社しないといけない…こんな経験をされたことないでしょうか?

対して、主婦起業家であれば、周りに迷惑をかける不安なく、自分の「したい」に、自分の時間を優先しながら取り組むことが出来ます。

また、会社勤めでなくとも、子供が育って来るとふとした瞬間にスキマ時間が生まれてきます。
そうした時間に自分の趣味を楽しんだり、スキルを磨いたりと時間の埋め方は多様にありますが、実は起業もスキマ時間に出来ます!
自分の空いた時間を使って起業できるのは主婦ならではのメリットです!

②主婦スキルを仕事に出来る

      

主婦をしていると自然と家事スキルが上がってくることがあります。
料理であったり掃除であったり、主婦業を通して培ったスキルを仕事に役立てることが出来るのも主婦起業のメリットです。

家事代行も主婦ならではの起業と言えるでしょう。
なお、こうしたスキルを活用する際は他にはないアイデアをプラスするのがポイントです。

③パートより稼げるようになる可能性がある

      

主婦が起業する際の最も具体的なメリットとしては、パートよりも稼げる可能性があるという点です。
主婦起業の給料形態は、時給や月給制ではなく、成果報酬型が主となっています。

成果報酬とは「依頼先の“求める成果”に対して、一定以上結果を提示することで報酬を受け取れる」という仕組みです。
受注依頼を達成するとその分だけ収入がアップしていくので、収入アップがパートより早く・なおかつ高額の収入が見込まれます。
(もちろん収入UPには個人のスキルや商品価値が必要になるので、スキルアップ等を怠らないようにしましょう。)

  

2.起業方法       


主婦起業のメリットが分かったら、次は起業の方法を確認しましょう。

①仕事内容を決める

      

自分が何をしたいのか、社会には何がうけるのか等を十分にリサーチした上で仕事内容を決めましょう。
アイデアやネタの出し方としては、自分の得意分野を生かす方法や自分が困っていることを解決する方法、成功事例からヒントを得る方法等様々です。

主婦が起業する際は自分の得意分野を生かす方が多くいますが、周囲の人に意見を求めてみると違った見方が出来るかも知れません。

②開業届を出す

      

では仕事内容が決まったらさっそく開業しましょう。

個人事業主として起業するためには、納税地を所轄する税務署に行き、「個人事業主の開業・廃業等届出書(=開業届)」を提出すれば、設立手続きは完了です。開業届の提出をもって、晴れて個人事業主となります。
※開業届は原則、開業後1ヶ月以内に提出する義務があるので忘れないようにしましょう。

注意点 扶養と130万・150万の壁

なお、主婦として夫の扶養に入っている場合、問題となってくるのが130万の壁(社会保険料の壁)150万の壁(所得税の壁)です。
個人事業主であってもこの壁内の収入であれば扶養内とされ、税金等はかかりませんが、この壁を越えた場合は保険料、税金がかかってきて世帯年収が下がる場合があるので要注意です。

130万の壁
まず、130万の壁(社会保険料の壁)ですが、130万という金額は健康保険や厚生年金といった社会保険の扶養に入るための限度額を指しています。年収(収入)が130万円を超えた場合、年金保険料を納める必要のない国民年金の第三号被保険者でいられなくなります。収入が130万を超えた場合、夫の扶養ではなく、個人事業主とみなされ保険料がかかってくるので注意です。
150万の壁
恐らく103万の壁といった方が分かりやすいかと思いますが、扶養家族の妻の給与所得が150万に納まっていれば、夫は最大38万円の「配偶者特別控除」を受けることができます。反対に150万を超えた場合、超過した金額によって控除額が減少していくので用注意です。
※2018年より控除対象になる配偶者の年収が「103万円超」から「150万円超」に引き上げられました。

+@法人化

主婦が起業する際はまずは個人事業主になるのがいいでしょう。
個人事業主として過ごす中で売り上げが増加した場合、税金面で有利な法人に切り替える、「法人成り」することも検討しましょう。

法人成りのメリットは大きく分けて2点あります。
まず、法人化によって税金の削減に繋がります。個人税より法人税の方が安く設けられているためです。また、法人は個人に比べ社会的信用度が高いことから取引先も確保しやすく、活動の幅も広がるのは確かでしょう。

なお、法人成りの大まかな流れとしては、以下の通りです。
【会社の基本事項の決定→定款作成→公証人による定款認証→法務局に登記申請に行く】
申請後の審査を通った後に法人としての活動が可能となります。

  

3.おすすめワークスペース       


ここまで主婦の起業に関する方法をお伝えしてきました。
続いては仕事はどこでするのか、おすすめのワークスペースをご紹介します。

①自宅

      

主婦起業家の中には、移動する手間が省けるという点で自宅を利用する方が多いです。ただし、WEBサイト等を立ち上げる際に自宅住所を載せないといけない点がネックとなるのが自宅利用。

コモンルームでは【バーチャルオフィスプラン】と呼ばれる住所利用+法人登記がセットに なったプランをご用意しています。自宅住所を公開せずに、自宅で仕事ができるのでこちらの記事もぜひ読まれてくださいね!

 
また、その他のデメリットとしては元々の環境が住むことを主として整備されていることが多く、仕事のために机や椅子、コピー機の購入費用が発生する場合があります。

②カフェ

      

自宅とは違った雰囲気で作業をされたい方向きのスペースです。
最近ではコンセント設置のカフェが増えてきたこともあり、長時間の利用を良しとするスペースを目にすることが増えてきました。
また、キッズスペース移設カフェもあり子連れで行ける店舗もあります。ただ、あくまでも不特定多数が集う場所なので、話し声が気になって集中しづらいということもあります。

③コワーキングスペース

      

仕事や作業に特化したワークスペースになります。 
ワーキングチェアを設置しているなど、仕事環境を一から整えているのでノマドワーカーの方が多く利用しているスペースです。
仕事場として使っている人が多くいるのでコミュニティ形成の場となることもあります。
また、コワーキングスペースの中にはキッズルーム併設のスペースや、中には託児所付きの施設もあります。
待機児童が問題視されている昨今では、こうした「仕事」と「子育て」の両立できるスペースが求めれているのかもしれませんね。

  

4.最後に       


いかがでしたでしょうか?思ってたより簡単に起業できるんだ!と思われた方も多いのではないでしょうか?

法人に比べ、個人の起業は比較的簡単にできます。
やりたいことがあるならぜひ取り組んでくださいね!

主婦起業の成功のポイントは 、主婦ならではのアイデアを活かすことです。
工夫次第で、家庭も仕事も上手く両立していくことができるので、検討してみてはいかがでしょうか?

 

———————————————————————————

コモンルームは≪大阪市北区/京都市下京区≫にある、コワーキングスペース・レンタルオフィス・シェアオフィス・貸会議室です。
ドロップインでのご利用、定額プラン、バーチャルオフィスプランなど複数のプランをご用意しております。
お仕事や作業、商談や面接場所を≪梅田駅、大阪駅、中津駅周辺≫ ≪四条駅、烏丸駅、五条駅周辺≫でお探しの際は、お気軽にお越しください。

コモンルーム梅田
〒530-0012 大阪市北区芝田2-8-11 共栄ビル3F(受付)
TEL:06-6940-7143 / FAX:06-6940-7144
Email:umeda@common-room.jp

コモンルーム中津
〒531-0072  大阪市北区豊崎3-15-5 TKビル2F (受付)
TEL:06-6147-9991 / FAX:06-6147-9989
Email:nakatsu@common-room.jp

コモンルーム四条烏丸
〒600-8427 京都市下京区⽟津島町294(京都市下京区松原通烏丸西入ル玉津島町294) 2F(受付)
TEL:075-353-5551 / FAX:075-353-5552
Email:shijokarasuma@common-room.jp