レンタルオフィスを探されている方にとって、気になるポイントの一つが騒音対策・防音対策ではないでしょうか?
今回はレンタルオフィスの見学時に確認して頂きたい、利用に向けての騒音対策・防音対策をご紹介します。
今やレンタルオフィスは様々な業種の方が使われるオフィスサービスとして広まりました。
業種・職種によってはお部屋の防音性や、他からの騒音の問題を気にされる方も多いかと思います。
騒音対策や防音対策というと、パーテーション等の防音アイテムを用意することで入居後にも対応できますが、
正直それは大変ですし、手軽に事業拠点を構えられるというレンタルオフィスのメリットを損なってしまいます。
そこで今回は、レンタルオフィス見学時に確認するべき騒音対策・防音対策のポイントをご紹介します。
目次
レンタルオフィスの騒音対策に事前見学は必須です!
レンタルオフィスの騒音対策① 立地を確認する
レンタルオフィスの騒音対策② 窓のない部屋を選ぶ
レンタルオフィスの騒音対策③ 完全個室を選ぶ
レンタルオフィスの騒音対策④ 建物・部屋の構造を確認する
レンタルオフィスの騒音対策⑤ 角部屋を選ぶ
レンタルオフィスの騒音対策⑥ 共用施設を確認する
レンタルオフィスの騒音対策⑦ ある程度は割り切る
レンタルオフィスの騒音対策に事前見学は必須です!
レンタルオフィスの騒音対策・防音対策が気になる方は、必ず契約前に見学をして下さい。
ホームページ等でレンタルオフィスの騒音対策を謳っている施設もありますが、実際に見学しないと分かりません。
というのも音の問題は部屋の構造や位置、周辺環境により大きく左右されます。
レンタルオフィスの騒音対策に事前見学は必須です。
では、次からレンタルオフィスの騒音対策としてのチェックポイントを具体的にご紹介します。
レンタルオフィスの騒音対策① 立地を確認する
騒音対策や防音対策と聞くと他の部屋からの騒音や音漏れを想像しますが、まずは建物周辺について確認しましょう。
レンタルオフィスを利用する際は出来るだけ好立地(駅近)のものを選びたいと思います。
駅からの距離も大切ですが、音の問題を気にされるのであれば建物の周辺環境も確認してください。
線路のそばなら電車の音、幹線道路や高速沿いの建物なら車の音が大きく聞こえます。
繁華街の低層階であれば町の喧騒が聞こえてくるかもしれません。
まずはレンタルオフィスの立地を確認することが騒音対策の第一歩です。
レンタルオフィスの騒音対策② 窓のない部屋を選ぶ
建物外部からの騒音対策としては、窓のない部屋を選ぶことも有効です。
お部屋に窓があると開放感があって嬉しいものですが、壁と窓では建物外部からの音の入り込みが違います。
レンタルオフィスは建物内部を細かく仕切って部屋を作っている施設が多いので、窓のない部屋も多くあります。
解放感とトレードオフになってしまいますが、騒音対策を優先されるのであれば窓のない部屋がおすすめです。
レンタルオフィスの騒音対策③ 完全個室を選ぶ
レンタルオフィスの騒音対策または防音対策としては、完全個室のお部屋を選んでください。
レンタルオフィスにはパーテーションで仕切った部屋や、仕切り上部が空いている【半個室】と、
仕切り壁が床から天井までしっかりと区切られている【完全個室】があります。
当然、完全個室の方が防音性が高く、騒音対策としても有効です。
ただし、半個室に比べて完全個室は賃料が高く設定されていますので、騒音の許容範囲によりご検討ください。
レンタルオフィスの騒音対策④ 建物・部屋の構造を確認する
建物の構造は以下の5種類あります。右にいくほど造りはしっかりしているとされ、防音効果が期待できます。
【木造】【軽量鉄骨造】【重量鉄骨造】【鉄筋コンクリート造】【鉄骨鉄筋コンクリート造】
ただし、あくまで参考程度に捉えてください。
【●●造】というのは『建物の主要なパーツを●●で造っています』という意味です。
建物の柱や主要な壁は鉄筋コンクリートでも、お部屋の壁が薄い建材で造られていると騒音の問題がありえます。
建物の構造は事前情報として得ておき、レンタルオフィス見学時にお部屋の構造をしっかり確認しましょう。
レンタルオフィスの騒音対策⑤ 角部屋を選ぶ
建物周辺に騒音の心配が無ければ、角部屋のレンタルオフィスを選ぶことで騒音へのリスクは軽減されます。
当たり前ですが、隣接するお部屋が少ないほど他からの音の心配は少なくなります。
ただし、角部屋は大人気です。
音の問題だけではなく、端を好む日本人の習性から、新築時以外で角部屋が空いていることは稀です。
空いていればラッキーですが、あまりこだわり過ぎないのが良いかもしれません。
レンタルオフィスの騒音対策⑥ 共用施設を確認する
レンタルオフィスの騒音対策・防音対策については見学時にお部屋以外の共用施設もチェックしておきましょう。
レンタルオフィスの共用施設として、時間貸しの会議室や応接室、電話ブースなどはありませんか。
これらの共用施設は防音性の高い間仕切りがされているケースが多く、お部屋の防音性が低い場合に役立ちます。
立地や価格の問題からお部屋の騒音対策に心許ない場合は、これらの共用施設をうまく利用しましょう。
レンタルオフィスの騒音対策⑦ ある程度は割り切る
最後に元も子もないことを書いてしまい、申し訳ありません。ただ、このような考え方も必要かと考えます。
現実的には完璧な騒音対策・防音対策が施されているレンタルオフィスというのは、ほぼ存在しません。
当社もレンタルオフィスを運営しているので分かるのですが、好立地で完璧な防音対策のとれる建材・仕様で
レンタルオフィスを作ろうとすると莫大な費用がかかります。それを賃料に反映させると市場のニーズに合いません。
どの施設さんも事業計画・試算を行った結果、音楽スタジオのようなレンタルオフィスを作らないのだと思われます。
『完璧な騒音対策のされたレンタルオフィスはない』ということを、ある程度割り切る事も必要です。
もちろん、その中でも出来るだけ対策されているお部屋を探す為に、本コラムのチェックポイントをご確認ください。
以上、いかがでしたでしょうか。
騒音対策にあたりレンタルオフィス見学時のチェックポイントをご紹介しました。
レンタルオフィスでお仕事をして頂くにあたり、騒音や防音については大切なポイントかと思います。
もしこちらの記事が皆様の事業拠点探しの一助になれば幸いです。
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