自宅や職場以外で作業をする時、どこで作業しようと思いますか?ぱっと思い浮かぶのはカフェだと思います。
しかし、カフェよりも作業をしやすい環境が整備された「コワーキングスペース」という場所があることを
ご存知でしょうか。
今回は「コワーキングスペースとカフェの違い」を紹介していきつつ、カフェの欠点を補ってくれる
コワーキングスペースの魅力についてご紹介します。
本記事を読むメリット
■コワーキングスペースとカフェの違いが分かる
■自分がどちらの利用に向いているかが分かる
【目次】
1.コワーキングスペース
2.カフェ利用のデメリット
3.コワーキングスペース利用のメリット
4.コワーキングスペースとカフェの違い
5.それぞれの利用に向いている人はこんな人!
6.さいごに
1.コワーキングスペースとは
コワーキングスペースとは、さまざまな人と同じ空間で働くことができるの出来るスペースの事です。
また、仕事の生産性を高めるための設備も整っていることから、自宅や職場に代わる作業スペースとして注目されています。
2.カフェ利用のデメリット
①ネット環境が不十分なところもある
カフェには電源や無料Wi-Fi完備のところもあります。
しかし、電源は各席にあるわけではなく、使いたい時に必ず使えるわけではありません。
休日の昼間ともなれば、電源のある席を我先にと取りに行った経験のある方もいるのではないでしょうか?
また、カフェに設置している無料のWi-Fiは、混雑時には接続が悪かったり、途切れたりすることもあります。
利用時間を制限されているものもあるので、超時間利用する場合は何度も手続きが必要になり、不便に感じることもあります。
②周りの音が気になる
カフェの場所によりますが、都心部ともなればスペースが狭く、一席ごとの間隔が狭い店舗もあります。
そのため、隣の人の会話が聞こえてしまったり、利用者の多い時間帯は騒がしく感じることもあります。
従って、集中目的であればカフェの利用はおすすめできません。
③長時間の滞在が難しい
カフェの売上は、1人のお客さんが何円払うか×何人のお客さんが1日に来るかで成り立ちます。
カフェとしても売上に直結するため、混雑時には「2時間制限」など利用時間を設けている店もあります。
1杯の飲み物で長居すると、まだいてもいいのかな?とソワソワし始めるタイプの方は集中する事ができないので、カフェ利用は控えた方がいいでしょう。
3.コワーキングスペース利用のメリット
➀ネット環境・電源がある
前述の通り、カフェにはネット環境や電源があるものの、その多くは制限付きという事が分かりました。
少し不便に感じてしまう点ですが、コワーキングスペースではそのどちらともを無理なく利用できます。
コワーキングスペースは仕事目的の方が不足なく使えるように、仕事に必要なインフラは基本的に揃っています。
コンセント全席完備の担保はもちろん、中には優先LANを使える店舗もあるので気になる店舗があれば問い合わせてみましょう。
②作業スペースが広い
カフェの場合、1人あたりのスペースが狭いところがほとんどです。
一方、コワーキングスペースの場合、集中して作業できる場所を売りにしているので、1人あたりの作業スペースが広いです。
パソコンを開いて関連資料を見つつ作業をしたい時の机が小さいと不便に感じますよね。
コワーキングスペースではのびのびとした環境で作業に取り組めるので、1日あたりの生産性がグンと高まります!
また、上記のように一人当たりの作業スペースが広いので、周りの人の声が耳に入りにくいという特徴もあります。
仕事や作業に特化したスペースですから、電話専用のブースや、会議室が設けられている施設もあります。
③トータルの利用料金が安い
コワーキングスペースには月額利用とドロップイン(一時利用)を選べる店舗があります。
利用頻度が少ない場合、ドロップイン利用をお勧めします。ドロップイン利用で長時間滞在した場合、利用料金はカフェに比べぐっと抑えることが出来ます。
例えば1日利用が1,500円でできるコワーキングスペースとカフェで1日利用する場合価格はどれほど変わって来るでしょうか?コワーキングスペースの場合、利用料にフリードリンク代が含まれている場合が多くあります。
その為、ドリンクをいくら飲もうと実質タダです。カフェで長時間滞在ともなれば飲み物を2・3杯頼むことになるでしょう。仮にコーヒー1杯600円の場合、3杯飲んだ段階でコワーキングスペースの利用料金を超えます。
8時間利用した場合、1時間200円未満で利用できると考えるととてもお得です。
④人脈形成に繋がる
コワーキングスペースではコミュニティ形成に力を入れている店舗もあります。
イベントをコワーキングスペースの運営者が開いている場合もあるため、交流に興味のある方はぜひチェックしましょう!
4.コワーキングスペースとカフェの違い
ここまでカフェとコワーキングスペースのデメリット、メリットを紹介してきました。
では、両者の具合的な違いは何なのか?カフェでは出来なくて(用意がない)、コワーキングスペースでは出来ること
(用意がある)として紹介して行きます。
※店舗によって異なりますので、詳細は各店舗にお問い合わせください。
●コワーキングスペースで出来ること
・飲食物の持ち込み可能
・施設内の出入り
・会議や打ち合わせの出来るスペース
・仕事に必要な備品
・フリードリンク
5.それぞれの利用に向いている人はこんな人!
ここまで、コワーキングスペースをお勧めする内容として進めてきましたが、とはいえ利用方法によってはカフェの利用が向いている方もいます。
カフェとコワーキングスペース、それぞれの利用に向いている人を紹介していきます。自分がどちらに向いているのか確認してみて下さい!
●カフェの利用に向いている人
・友人や家族と楽しく会話したい方
・できるだけ安く、作業できる場所を利用したい方
・本格的なコーヒーを飲みたい方
●コワーキングスペースの利用に向いている人
・集中して作業に取り組みたい方
・長時間、仕事や勉強できる場所を利用したい方
・人脈を増やしたい方
6.さいごに
今回は「カフェとコワーキングスペースの違い」について紹介していきました。
「集中して作業に取り組みたい!」という方には、コワーキングスペースの利用をおすすめします。
インフラ環境が整っていて、人脈を広げることができるコワーキングスペースは、作業をする人にとってとても魅力的です。
2020年7月時点で日本のコワーキングスペース数は約1,600件にのぼり、47都道府県すべてで運営が確認されています。
(コワーキングスペース.com調べ)
お近くにもコワーキングスペースがあるかもしれません。
一度調べてみてはいかがでしょうか?
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