みなさんこんにちは、高松です。
本当に寒い日が続いていますね。
大阪でもちらほら雪が舞う日もあったり積もったりしています。
さて2月9日はコモンルーム中津スタッフ手作りの大人の塗り絵の会が開催されます!
少し前から大人がぬりえをするというのがスタンダードになってきていますよね。
昔は子どもの遊びだったぬりえの歴史について調べてみました♪
塗り絵のはじまり
日本では江戸時代に木版刷りの挿絵にいたずらで色を付けたのが始まりとされています。
ただし、「いたずら」でした中には子どもがしたであろう稚拙なものから大人がしたのではないかと思われる上手なものまであるそうです
江戸時代では正確な塗り絵ではないものの輪郭に沿って色をぬる遊びが現在のぬりえのはじまりにあたるそうです。
それが明治時代になるころには学校で教育の一環として絵に色を塗ることが始まりました。
明治時代も後半になるとハガキに絵がかいてあり、その絵に色を塗って応募すると賞金や賞品がもらえるというのが大流行したそうで、ここから一気にぬりえが遊びとしての地位を確立したのだそうです。
大正になるとぬりえ帳の存在も確認されているそうで、ぬりえの相棒である色鉛筆も明治時代後半にはすでに存在していたようです。
いちばん古くて、江戸時代、ぬりえという形が確立されたのは明治に入ってからとなると、意外と塗り絵って新しいんだなという印象を受けました。
源氏物語などの「文学」と比べると比較的新しい文化ですね。
コロリアージュ
あまり耳慣れない言葉ですが、ご存じでしょうか?
昨今、大人が楽しみを見出しているぬりえですが、「大人の塗り絵」や「コロリアージュ」と呼ばれているのです。
コロリアージュとはフランス語の「Coloriage」がそのままカタカナ表記になったもので、直訳すると「着色」という意味ですが幅広く「ぬりえ」という意味で使われています。
フランスではぬりえがアートセラピーやストレス解消として人気を集めています。
大人のぬりえが子どものぬりえと違う点は絵がとっても細かく、繊細だという事です。
子どもの頃していたぬりえの多くはキャラクター物が多かったと思いますが、植物などのボタニカル柄や曼荼羅(まんだら)、幾何学模様なども多いです。
もちろんキャラクターものもあるのですが、子ども向けの物よりも線が細く、細かな絵柄が多く、陰影をつけることが多いです。
その他にも、使う色鉛筆の色が多彩だったり、パステルや水彩色鉛筆を使っていたりと使う道具までも異なります。
一気に完成させるのは難しいので少しづつ、コツコツと塗っていくというところも特徴の一つでしょうか?
単色で塗ったり、グラデーションさせたりと塗り方ひとつでかなり印象が変わってきます!
今回は2月9日に行われる『第6回大人の塗り絵の会@コモンルーム中津』に結びつけてぬりえについてのお話でした。
大人の塗り絵で用いられるような塗り絵は見本があってないようなものなので、人によって完成が全く違います。
是非、コモンルーム中津でホッと一息、大人の塗り絵をしてみませんか?
もちろんご自宅にある塗り絵をお持ちいただいてもOKですが、この機会にコモンルーム中津のスタッフがイチから描いた塗り絵を塗ってみてくださいね。
ポストカードに印刷しているので塗り終わったらご自宅に持ち帰って飾るもよし、実際に切手を貼って私製ポストカードとして投函するもよしです。
みなさんのご参加お待ちしています!
※※詳しいイベントの詳細はこちらをご確認ください。※※