2021.1.5 更新
日本の高度経済成長期を支えてきた『終身雇用制度』や『年功序列』といった働き方。
結婚したら浮気が許されないように、一度就業したらひとつの会社で長期就業することが当たりでしたよね。
しかし現在これらの制度は大きな変化を迎え、転職の増加、フリーランス、兼業など、様々な働き方が認められるようになりました。
働き方にも変化が起こり、副業禁止制を解禁する企業も増加しています。
働き方の大きなテーマのひとつである “副業”。
日本国内における副業の現在地と、実際に副業をスタートする拠点としてコワーキングスペースを選択するメリットをご紹介!
副業に興味がある方、必見です。
1.『終身雇用制度のゆらぎ』と『副業の推進』
2.副業を認める企業数の推移
3.副業OKな企業に人は集まる?
4. 会社員が副業をコワーキングスペースで始めるメリット
5.『コモンルーム』のコワーキングスペース
1.『終身雇用制度のゆらぎ』と『副業の推進』
日本の主たる働き方だった『終身雇用制度』のゆらぎは、いつから始まったのでしょうか。
日本で『終身雇用制度』が導入されたのは1950年代のことです。
好景気のど真ん中であった当時、どの会社も売り上げは右肩上がり。
会社の成長のため、優秀な人材の長期的確保を目的に導入されたのが「終身雇用制度」です。
ところが、1990年以降続いた不況と日々進みゆく高齢化が原因で制度を取り巻く環境は変化を続け、“終身雇用”という形を保つことが困難になりつつあります。
社会の変化に対応するべく、厚生労働省が働き方モデルで「許可なく他の会社などの業務に従事しないこと」と掲げていたものも一転。
2017年の改定で「労働者は勤務時間外において他の会社等の業務に従事することができる」という規定が新設されました。
つまり、今は国が副業・兼業を推進すると明言しているんですね。
この流れの中、2018年には政府主導の「働き方改革」が開始され、より積極的に副業・兼業を推進するようになりました。
2018年が『副業・兼業元年』として、大きな変革を迎えると目されています。
今後さらにこの動きが加速すると考えられているため、副業や兼業をスタートする人も増加していくことが予想されます。
2.副業を認める企業数の推移
それでは、実際に副業や兼業を認める企業はどのくらい増加しているのでしょうか?
株式会社リクルートキャリアが2018年9月に実施した「 兼業・副業に対する企業の意識について調査 」によると
兼業・副業を容認・推進している企業は全体の28.8%との結果が出ています。
2017年実施の調査と比べると、5.9ポイント上昇してはいるものの、まだそれくらいの割合なんだ~!といった印象ですね。
しかし、兼業・副業の受け入れについては、40.6%の企業が「受け入れ済もしくは検討中」という結果で
数字がぐっと伸びていることがわかります。
「本業に支障が出ないこと」や「情報漏洩をしない」といった基本的なことを条件に、
ある程度柔軟な動きを認める企業も増えてきているようです。
逆に、副業・兼業を今後まったく検討していない企業の割合は59.5% 。
まだ6割の企業が変化を望んでいないことが見て取れます。
職種によりばらつきはあるものの、
政府が目指している段階まで至るには、まだまだ長い時間がかかるかもしれません。
しかしながら、自分自身の周辺でも副業をしている人はかなり増えているように感じます。
収入のため、スキルアップのため、色々な理由があると思いますが、今後この流れはさらに激しくなっていきそうです。
3.副業OKな企業に人は集まる?
じわじわと増加する副業OK企業。
それでも副業を禁止している企業がまだ大部分を占めている状況です。
認められない企業の不安も納得の理由ではありますが、実は副業を認めることは
働く社員だけでなく企業にとってもメリットがあると言われています。
まず第一に「従業員のスキル向上」です。
副業をする際に、本業と関連した業種を選ぶ人も多くスキルが飛躍的に伸びるケースがあります。
そうして副業で得たスキルを本業に落とし込むことで、
新たなチャレンジや効率アップにつながるという好循環が生まれやすくなるのです。
業種が異なる場合でも、業務を通して学んだ新たなスキルが役立つことも考えられ、
企業にとっても大きな戦力になることが期待できるでしょう。
第二に「優秀な人材の流出防止につながる」という点です。
副業や転職を希望する理由は多数考えられますが、 収入面や職務内容による場合
副業として認めることにより、離職を防げる可能性が大きくなります。
ある程度の自由を認められることで会社への満足度も高まり
結果長期就業につながるケースも多いようです。
そして何より、閉ざされた環境では考えが固まってしまいがち。
副業を認めることで、外部からの目線を柔軟に社内に取り入れることができ業務改善にも役立つと考えられています。
副業を認めるメリットを企業の好転に具体的に結びつけるのには、かなり長期的な目線が必要です。
しかし、こうした社員目線の取り組みが、結果的に企業の長期成長にもつながると言われています。
4. 会社員が副業をコワーキングスペースで始めるメリット
副業禁止の今までの風習から副業が認められる新しい流れへ。
社会全体の変化に伴って、
これから副業として第2のお仕事をスタートしたいと考えられている人も多いのではないでしょうか。
しかし、いざ始めるとなると環境や収入、仕事内容、受注方法、スキルアップなど気になる点は数えきれません。
そんな中、副業をスタートするときはぜひ「コワーキングスペース」の利用がおススメです。
設備や料金面はもちろん、ノウハウの蓄積という面でもたくさんのメリットが。
具体的なメリットをお伝えさせて頂きます。
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メリット①Wi-Fiなどのネット環境や充電設備の充実
仕事をする上でネットまわりの環境はかならずチェックしたいポイント。
コワーキングスペースでは基本設備としてWi-Fiや充電設備が整っています。
作業環境の準備にかかる時間を短縮でき、スムーズに副業をスタートすることが可能です。
メリット②安価な料金で利用できる
副業を始めたものの自宅やカフェではどうしても集中できない。
それでもスタートアップの費用はなるべく抑えたい…。
こんなときの集中スペースとして、コワーキングスペースは低価格で利用可能。
プランが豊富なところも多いため、きっと自分にピッタリな利用プランが見つかるはずです。
またコワーキングスペースではドリンクバーの設備を備えたところも多いため
仕事終わりにカフェで副業をするのに比べ、必要経費を大幅に抑えることができそうです。
メリット③副業のためのヒントやノウハウの蓄積がある
コワーキングスペースではたくさんのフリーランスや副業目的の人たちが利用しています。
そういった人たちとの「出会い」も、コワーキングスペースを利用する大きなメリットのひとつ。
新しいアイディアや仕事へのつながりなど、自宅やカフェにはない発見があるかもしれません。
メリット④数時間~1日での単発利用が可能
コワーキングスペースは数時間から1日単位で利用できます。
初めて利用するときには『ビジター利用(ドロップイン)』のあるスペースを
いくつか訪れてみるのがおススメ。
ドロップインでの利用は副業を始める前の情報収集にもなりそうです。
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ほかにもコワーキングスペースにはたくさんの魅力があります。
雰囲気も場所によって様々なので、 自分にとって居心地がいいスペースを探してみてください。
5.『コモンルーム』のコワーキングスペース
最後に、大阪市で気軽に利用できるコワーキングスペースの一つとして
『コモンルーム梅田』と『コモンルーム中津』をご紹介します。
コワーキングスペース、シェアオフィス、レンタルオフィスを運営している
『コモンルーム』は副業での利用にも最適です。
ご利用頻度に合わせて、たくさんのプランをご用意していますのであなたに合った使い方がきっと見つかるはず。
設備も充実しています。フリードリンクが、セルフサービスで飲み放題!貸文房具やコピー機もあります。
起業前や会社員の方も、自習やお仕事等に幅広く利用できます。
そして最後になりましたが、コモンルームでは「居心地が良くて快適なスペース」と「安心・便利なサービス」を提供し
利用者さんそれぞれの「夢」や「目標」を達成されることを、心から応援しています。
スタッフ一同、みなさまのご利用を心よりお待ちしております。
利用に関しての詳細は以下のブログをご確認ください。
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【コモンルーム梅田】
コモンルーム梅田【月額プラン】のご紹介
先着20名様限定、入会金無料キャンペーン
【コモンルーム中津】
コモンルーム中津のプラン紹介
再購入時がめっちゃお得!「1日利用回数券」再購入制度について
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
ここまで読んでいただいた皆様にとって、少しでも参考になれば幸いです。
コモンルームは大阪市北区にある、コワーキングスペース・レンタルオフィス・シェアオフィス・貸会議室です。
ドロップインでのご利用、定額プラン、バーチャルオフィスプランなど複数のプランをご用意しております。
お仕事や作業、商談や面接場所を梅田駅、大阪駅、中津駅周辺でお探しの際は、お気軽にお越しください。
コモンルーム梅田
〒530-0012 大阪市北区芝田2-8-11 共栄ビル3F(受付)
TEL:06-6940-7143 / FAX:06-6940-7144
Email:umeda@common-room.jp
コモンルーム中津
〒531-0072 大阪市北区豊崎3-15-5 TKビル2F (受付)
TEL:06-6147-9991 / FAX:06-6147-9989
Email:nakatsu@common-room.jp