「コワーキングスペースってどんな場所?」
「利用するメリットだけでなく、デメリットも知りたい」
「コワーキングスペースでは勉強をしてもよいの?」
コワーキングスペースは、仕事や作業などをする場所です。副業や資格勉強など、さまざまな方がさまざまな用途で使用しています。
コワーキングスペースの利用を考えている方も多いのではないでしょうか。とはいえ、実際に使うまえにメリットやデメリットについて理解しておきたいですよね。
この記事では、コワーキングスペースの利用を検討している方に向けて、
・コワーキングスペースの概要
・利用するメリット・デメリット
・よくある疑問点への回答
などを解説します。
最後まで読むことで、コワーキングスペースがどのような場所なのかがわかり、利用するかどうかの判断ができるでしょう。ぜひご一読ください。
1.コワーキングスペースとは?わかりやすく解説
2.コワーキングスペースのメリット7選
2-1.コストを抑えて作業場を利用できる
2-2.仕事や作業に必要な設備が整っている
2-3.利用料のなかにドリンク代が含まれている
2-4.ゴミ捨てや清掃の必要がない
2-5.利用頻度に応じて料金プランを選べる
2-6.人脈が広がる
2-7.法人登記先の住所を確保できる
3.コワーキングスペースのデメリット5選
3-1.仕事や作業に集中できない場合がある
3-2.利用できる座席が確約されていない
3-3.セキュリティ対策が求められる
3-4.利用できる時間・日にちが制限される場合がある
3-5.空調の調節が難しい
4.コワーキングスペースに関するよくある質問
4-1.コワーキングスペースは無料で使えるのか?
4-2.コワーキングスペースは中学生や高校生が利用できる?
4-3.コワーキングスペースで勉強してもよい?
4-4.コワーキングスペースに個室は用意されている?
1.コワーキングスペースとは?わかりやすく解説
コワーキングスペースをざっくり説明すると、さまざまな方が仕事や作業などをするための空間です。レンタルオフィスや事務所とは異なり、1つの大きな空間を共有スペースとして利用します。
なおコワーキングスペースは、主に以下のような利用者が多いです。
・テレワーカー
・個人事業主
・起業家
・ノマドワーカー
「さまざまな方が利用する、オープンな作業場」と頭に入れておくとよいでしょう。
2.コワーキングスペースのメリット7選
コワーキングスペースのメリットは、主に以下の7点です。
- コストを抑えて作業場を利用できる
- 仕事や作業に必要な設備が整っている
- 利用料のなかにドリンク代が含まれている
- ゴミ捨てや清掃の必要がない
- 利用頻度に応じて料金プランを選べる
- 人脈が広がる
- 法人登記先の住所を確保できる
「コワーキングスペースを利用するか迷っている」という方は、判断材料のひとつにしてみてください。
2-1.コストを抑えて作業場を利用できる
コワーキングスペースの相場は、月額5,000~30,000円です。一方、レンタルオフィスや事務所を活用する場合は、月額4.5万円~します。
つまり、コワーキングスペースを活用するほうが安いということです。
「作業できる場所を探しているけど、できるだけコストを抑えたい」と考えている方は、コワーキングスペースの利用を検討してみてください。
2-2.仕事や作業に必要な設備が整っている
コワーキングスペースでは、主に以下の設備が整っています。
・Wi-Fi
・デスク・チェア
・複合機
・文房具
このような設備が完備されており、円滑に仕事や作業をおこなえます。
また、起業を考えている方にとっては、設備を揃える手間やコストを省けるでしょう。
2-3.利用料のなかにドリンク代が含まれている
コワーキングスペースを利用すると、ドリンクも自由に飲めることが多いです。そのため、飲み物を買いにいく時間と費用を抑えられます。
また、近ごろはドリンクにこだわっているコワーキングスペースが多い傾向にあります。たとえば、有名メーカーのコーヒーマシンを導入したり、ドリンクの種類が豊富だったりなどです。
利用料を支払とドリンクが何杯も飲めるとのは、コワーキングスペースならではのメリットと言えるでしょう。
2-4.ゴミ捨てや清掃の必要がない
コワーキングスペースでは、ゴミ捨てや清掃はスタッフがすることが多いです。そのため、きれいな環境を維持した状態で、仕事や作業に集中できます。
一方、事務所を借りる場合、ゴミ捨てや清掃は自分でおこなうことがほとんどです。きれいな環境を保つためには、定期的な掃除が求められます。
「ゴミ捨てや清掃の手間をかけたくない」と考えている方には、コワーキングスペースの利用がおすすめです。
2-5.利用頻度に応じて料金プランを選べる
コワーキングスペースには、ドロップインと月額料金の2つのプランがあります。それぞれの概要は以下のとおりです。
プラン | 概要 |
---|---|
ドロップイン | 料金を支払って一時的に使用すること |
月額料金 | 毎月一定の料金を支払い使用すること |
ドロップインの月額料金の両方を用意しているコワーキングスペースであれば、利用する頻度に応じてプランを選べます。そのため、自分にあった使い方ができます。
また、気になるコワーキングスペースがあれば、ドロップインで一時的に使用し、その後月額契約を結ぶことも可能です。
2-6.人脈が広がる
コワーキングスペースは、さまざまな人が利用する場所です。起業したての方やノマドワーカーなどと知り合えるチャンスになるでしょう。
また、コワーキングスペースによっては、イベントを開催しているところもあります。たとえば「フリーランス向けセミナー」や「副業者向けの懇親会」などです。
これらのイベントに参加することで、人脈が増えます。結果、知り合った人から仕事を依頼されたり、気の合う仕事仲間ができたりする可能性があります。
2-7.法人登記先の住所を確保できる
コワーキングスペースによっては、法人登記が可能です。そのため、作業場所を確保しつつ、法人の設立をおこなえます。
また、コワーキングスペースで法人登記をおこなえば、自宅の住所を登記に使用せずに済みます。個人情報を保護する観点からも、メリットに感じるでしょう。
3.コワーキングスペースのデメリット5選
メリットばかりに感じるコワーキングスペースですが、実はデメリットもあります。具体的には、以下の5つです。
- 仕事や作業に集中できない場合がある
- 利用できる座席が確約されていない
- セキュリティ対策が求められる
- 利用できる時間・日にちが制限される場合がある
- 空調の調節が難しい
順番に見ていきましょう。
3-1.仕事や作業に集中できない場合がある
コワーキングスペースでは、さまざまな人が同じ室内で仕事や作業をします。そのため、人によっては「集中しにくい」と感じる可能性があるでしょう。
また、コワーキングスペース内ではWeb会議や電話が許可されている場合があります。「会話が気になって集中できない…」といった事態になることも珍しくありません。
コワーキングスペースで集中できるかどうかは、実際に使用してみることをおすすめします。
3-2.利用できる座席が確約されていない
コワーキングスペースの席は、フリーアドレス制となっています。つまり、誰がどの席を使ってもよいということです。
そのため、毎回決まった席を利用できない可能性があります。さらに、利用している人数が多いと、入店を断られるケースも考えられます。
「確約された仕事場が欲しい」という方は、レンタルオフィスや貸事務所などの活用がおすすめです。
3-3.セキュリティ対策が求められる
コワーキングスペースでは、セキュリティ対策が必要になります。さまざまな利用者が同じスペースを使っているためです。
たとえば、トイレのために席を立った後に、誰かがパソコンの中を見る可能性があります。また、備品や財布などの盗難の可能性もゼロではありません。
コワーキングスペースでは、多種多様な人が利用することを頭に入れる必要があります。加えて、席を立つときはパソコンをロックしたり、貴重品を持ち歩いたりなどの工夫が必要です。
3-4.利用できる時間・日にちが制限される場合がある
コワーキングスペースでは、利用できる時間や日にちが制限されている場合があります。たとえば、以下のケースが挙げられます。
・土日祝はドロップイン利用できない
・最大の利用時間が4時間
・営業時間が19時まで(19時以降は利用できない)
このように利用できる時間や日にちが制限されていると「この時間にコワーキングスペースを使いたいのに…」となる可能性があるでしょう。
コワーキングスペースを使用する際には、利用可能な時間や日にちを事前に確認することをおすすめします。
3-5.空調の調節が難しい
コワーキングスペースの空調は、ビルが一括で管理していることが多いです。そのため、日によってはちょうどよい温度になっていない場合があるでしょう。
また、他の利用者が「ちょうどよい」と感じる温度も、自分からすると寒すぎる恐れがあります。
コワーキングスペースを使う際には、自分自身で温度調整をおこなう必要があります。ハンディファンやブランケットを持参するなどの工夫が求められるでしょう。
4.コワーキングスペースに関するよくある質問
こちらでは、コワーキングスペースに関する以下の質問に回答します。
- コワーキングスペースは無料で使えるのか?
- コワーキングスペースは中学生や高校生が利用できる?
- コワーキングスペースで勉強してもよい?
- コワーキングスペースに個室は用意されている?
順番に見ていきましょう。
4-1.コワーキングスペースは無料で使えるのか?
基本的に、コワーキングスペースを使うためには利用料を支払う必要があります。ただし、条件によっては無料で使用可能です。
たとえば、コワーキングスペースによっては無料の体験会を設けている場合があります。また、就活を控えた学生に向けて、利用料を支払うことなく使えるスペースを解放しているケースも考えられます。
このように、条件次第ではコワーキングスペースを無料で使えるのです。
4-2.コワーキングスペースは中学生や高校生が利用できる?
コワーキングスペースは、一般的にはビジネスを行う場所です。そのため、中学生や高校生は利用できない施設が多い傾向にあります。
コワーキングスペース次第では、満18歳以上や満16歳以上などの年齢制限を設けている場合があります。
中学生や高校生がコワーキングスペースを使いたい場合は、事前に利用したい施設に確認することをおすすめします。
4-3.コワーキングスペースで勉強してもよい?
コワーキングスペースの使い方は、利用者次第です。周りの利用者の迷惑にならなければ、仕事だけでなく勉強をしても問題ありません。
なお、当メディアを運営する「 コモンルーム 」でも、資格勉強をするために利用する方もいます。そのため、仕事ではなく勉強をしてもよいです。
4-4.コワーキングスペースに個室は用意されている?
個室の有無は、施設によって異なります。個室を用意していたとしても、プラスで料金がかかったり、月額会員しか使えなかったりする場合があります。
また「個室」という名称でも、天井の一部が空いている半個室の状態になっている可能性があります。
コワーキングスペースの個室の利用を検討している方は、事前にリサーチしておきましょう。公式サイトの確認や、電話・メールなどによる問い合わせをすることをおすすめします。
ぜひこの記事を参考にして、コワーキングスペースを利用してみてください。
なお、当メディアを運営する「 コモンルーム 」では、大阪と京都にコワーキングスペースを展開しています。ドロップインによる一時利用はもちろん、月額利用も可能です。
学や質問などは随時受け付けているので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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・コモンルーム四条烏丸
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