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スモールオフィスの歴史

2014.12.26 中津

新しいシゴトバ!「コワーキングスペース」

ここ十数年の情報テクノロジーの加速度的な発展と拡がりによって、今や、パソコンや携帯電話などのアイテムは、生活に欠かせないものとなっています。そのおかげで、時間や場所を越えて、日本中、あるいは世界中の人たちと簡単に交流ができるようになった今、働き方もずいぶんと変化を見せました。一言で言うならば、

好きな時間に好きな場所で、世界をフィールドに、

PC一台で仕事ができる!!

しかも特別な人間ではなく、誰でもがこんな働き方をすることができるのです。そんな時代にともなって、このようなスタイルで働く人が世界中に増え、新しいシゴトバとして『コワーキングスペース』が世界中に普及しています。それは、図書館のような、カフェのような、オフィスのような、はたまた家にいるような・・・。異なる仕事を持った人々が、一緒に同じ空間(コワーキングスペース)で、それぞれ独立した仕事をするといった、新しいワークスタイルです。

アメリカ生まれの『コワーキング』

そもそも”コワーキング”というワークスタイルは、アメリカで始まりました。その歴史は非常に浅く、アメリカでは8年、日本に関しては4年、ですが、世界各国で爆発的な拡がりを見せています。

「コワーキング」の始まりは何だったのでしょうか?そこで登場するのが、誰もが一度は食べたことのあるこれ↓↓↓↓↓

Jelly Beans(ゼリービーンズ)!!!
これが『コワーキング』と何の関係があるのかというと、

Jelly Beansのように、色とりどりの個性が集まって

         一つの製品(イベント・空間)が生まれている。

というところ。
補足すると、2006年アメリカニューヨーク、フリーランスのAmit GuptaとルームメイトのLuke Crawfordは、週に1回、友達を自宅に招いて一緒に仕事をする場を提供しました。その中で生まれる会話の中から、新しいアイデアやひらめきが生まれたり、悩みや問題を共有することで解決したり、さらには新しいビジネスに発展したりと、とても生産性のあがる場となったようです。

ちなみに”Jelly”の名前の由来ですが、キッチンテーブルで仕事をしていたら”Jelly Beans”がそばにあり、そこから上のような連想をしてこういった集まりを”Jelly”と名づけたそうです。

現在のようなコワーキングスペースの発祥は、Jellyと同じ2006年、アメリカサンフランシスコに開設された、citizen space(シティズン・スペース)が最初と言われています。世界的なムーブメントを導きました。

日本の初期のコワーキング

2010年5月、日本ではじめての“コワーキングスペース”として、カフーツが神戸に開設されました。カフーツでは、多くのイベントが行われており、月に1回のペースなどで“Jelly”が行われています。

ちなみに東京で最初の“コワーキング”は、PAX Coworking(パックスコワーキング)です。コワーキングの先駆者たちが手をとりあって努力してきたからこそ、日本でもコワーキングスペースが広がってきたのですね!

コワーキングスペースは、全国に300スペース以上あり、ここ2~3年で日本だけでなく、世界的にも加速度的に増えたようです。日本では、渋谷に数多くあります。スペースの雰囲気は、それぞれのオリジナリティであふれています。スペースの多くが、イベント参加や、ワンデイ利用を行っており、新しい利用者さんを歓迎しています。皆さんも、いろいろなコワーキングスペースを訪れてみては、いかがでしょうか?

下記のサイトから、全国のコワーキングスペース情報をご覧になれます。
【コワーキング協同組合】http://coworking.coop/space/search/
【コワーキング.com】http://co-work-ing.com/search.html

レンタルオフィス併設!のコワーキングスペース

大阪北区の『コモンルーム中津』は、「コワーキングスペース」フロア、貸会議室・固定席を設置した「シェアオフィス」フロア、24時間使える完全個室の「レンタルオフィス」フロアを併設したオフィススペースです。フリーランスや個人事業主から、支店開設まで、オフィスの要望に合わせて、様々な使い方をお選びいただけます。コワーキングスペースは予約不要でオフィスを時間貸ししているので、便利です。大阪へ出張の際には、カフェで仕事をするよりも、フリードリンク・プチお菓子付【90分500円~】で、コワーキングを体験してみませんか?