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Father’s Day♡

2018.06.14 中津

みなさん、こんにちは高松です。
コモンルーム中津のある大阪も梅雨入りし、雨が続いております。
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さて、今日は6月の2週目の日曜日にやってくる「父の日」についてご紹介します!
6月に入ると街中やお店を覗いても目にする機会も多くなってきましたよね。
以前、母の日についてはコモンルーム中津のブログでお伝えしましたので、今回は今週末に迫った父の日についてお伝えします。
ぜひ、お父さんに感謝の気持ちを伝えてみてください。

父の日

母の日のブログではアメリカ発祥のイベントとお伝えしましたが、「父の日」は一体いつどうやって始まったのかご存知ですか?
じつは、父の日も母の日と同様にアメリカ発祥のイベントなのです。
娘が母を偲び母が日曜学校の教師をしていたフィラデルフィアの教会で会を主催した「母の日」というイベントを聞いたソノラという女性が「母の日があるのであれば父の日も作って欲しい」と声をあげたことがきっかけです。
ソノラの父親は軍人で、アメリカの南北戦争に行っていました。
その間、ソノラたち6人の兄弟を母親が一人で働きながら面倒をみていたのですが、無理が祟り南北戦争終結後ほどなくして亡くなりました。
母亡き後、父親が戦地から戻ってきて子ども6人、父1人の生活が始まりました。
末っ子であったソノラが成人したのを見届け、父親は亡くなってしまったのです。
イクメンという言葉が普及している今と比べて、父親が家事や育児に参加するということがまだそこまで一般的ではなかった時代に働きながらソノラ達兄弟を育てた父親に感謝をする日を作って欲しいと牧師に頼み1910年6月19日に最初の会を開催しました。
ただ、浸透するには6年もの歳月がかかり1916年に当時の大統領ウッドロー・ウィルソンが父の日に関する内容の演説がきっかけで広く世間に広まっていきました。
正式にアメリカ合衆国の記念日になったのは1972年なので、最初の父の日から62年後のことでした。
母の日は1915年に記念日になっているのでだいぶ開きがありますね。
亭主関白が世の常であった時代に働きながら男手一つで6人の子供を育てたということがどれだけ大変だったかが57年という差が物語っているのかもしれません。

バラ

母の日といえばカーネーションといのはよく知られています。
では父の日といえば何でしょう?
父の日が日本で広く親しまれるようになったのは1980年代ごろなのでまだ新しいイベントのため、知らない方もいらっしゃるかもしれません。
母の日にはカーネーション、父の日にはバラを贈るようです。
父の日にバラを贈るきっかけになったのはソノラが父親の墓前に白いバラを供えたのが始まりとされています。
アメリカでは存命の父親には赤いバラを、亡くなっている父親には白いバラをとされています。
しかし、日本では1981年に設立された日本ファーザーズ・デイ委員会が主となってイエローリボンキャンペーンを推奨したこともあり黄色のバラや黄色で思い浮かびやすいひまわりが定着しています。
母の日同様、アメリカでは存命かそうでないかでバラの色分けがされていましたが、日本では黄色のバラがひまわりが主流です。
子どもたちに区別がないようにするためなのかと思いきや、それだけではなかったようです。
イギリスでは「黄色」は特別な色で、自身を守るための色とされています。
その意味がアメリカに伝わり、イエローリボンは兵士の帰りを待ちわびる色になりました。
そういった意味合いが少しづつ世界に広まり黄色は命を守る色や感謝を表す色として親しまれるようになりました。
日本でもそういったポジティブな意味があり、「幸福の黄色いハンカチ」という映画もありましたよね。
ただし、黄色のバラの花言葉には「愛情の薄らぎ」「嫉妬」というネガティブな意味もあるのでバラの花を贈る場合は他の黄色い花を混ぜるのもいいかもしれません。

いかがでしたでしょうか?
母の日ほど浸透している!とはまだ言い難い父の日ですが、これから子育て世帯が若い世代になるにつれてもっと普及してくるかもしれません。
今年、する予定なかったな〜なんて方もこの機会にいかがですか?
花なんて恥ずかしくて無理という方も黄色繋がりでビールを渡してみても喜ばれるかもしれません。
ぜひ今週の日曜日はお父さんにありがとうと感謝の気持ちを伝えてみてください。