パラレルキャリアの流れを見つめる
スタッフの谷口です。
ここ数年の間、パラレルキャリアやパラレルワーカーの流れを見つめてきました。
なぜなら私自身、この言葉が世間で拡がる前から複数の仕事を持つパラレルワーカーだから。
今になって思えば、「パラレルキャリア」という概念がない頃から複数の仕事を持っていたため、理解がされなかったり、時間管理が難しかったり。私としてはどの仕事も本気で向き合っているのに、他者から「副業」的な扱いをされてモヤモヤしたり。四苦八苦しながらキャリアを積んできました。
そして、2017年1月。
コモンルーム中津で未来の働き方を考える「Future Way of Working —コモンルーム中津から未来の働き方を模索するVol.1 〜パラレルキャリアを考えてみる」を開催したときに、色々な方とお話をするなかでやっと報われたような、やっとスタートラインに立てたような、そんな気持ちでした。
ただ、イベント後もマスメディアでの特集が組まれたりパラレルキャリアが社会的な理解が徐々に進んできた一方で、一つの解釈に捉われ始めた空気感が漂い始め、なんだか危うさも感じはじめています。
パラレルキャリアの築き方は、人それぞれ
なぜパラレルワーカーを選択したのか…ということは人それぞれ異なります。
●複数の組織から役職の依頼がきたから。
●組織でできることと、個人でできることが異なるから。
●収入面の安定性をはかるため。
●収入源と自分のやりたいことが異なり、収入確保とやりたいことともに実現するため。
●遠隔での仕事が可能になったから。
●今の働き方だと息が詰まるので距離をとりつつ、別の可能性を模索するため。
●ゆるやかに自分のできることを見つめるため。
●他の方が自分の側面を色々を見つけてくれたから。
などなど。
「ニーズが集まってきた」「………を増やすため」という、考え方。
「できるだけ負担やリスクを軽くする」という、考え方。
「自分の本業に何かプラスになるのでは…」という、考え方。
「好きを極めたら、今の働き方になった」という、考え方。
解釈も、経緯も、人それぞれです。
私の場合は、収入面の安定性をはかるためだけではありません。
●自分の新たな側面を知るため、そして拡げるため。
●コンテンツごとにそれに合う組織、合わない組織があるので、できる限り実現させるため。
●新たな世界に飛び込むため。
●…………いわゆる野生の勘で、依頼を引き受けた。
色々な理由があります。
生き方を豊かにする…選択肢を増やす働き方の概念
「Future Way of Working —コモンルーム中津から未来の働き方を模索する」のコンセプトは「働き方を考えることは、生き方を考えること」です。そして。それぞれの方が「生きやすい」と思える生き方を獲得し、生きやすいと思える社会をどう実現するのかを考える手がかりの一つとしてイベントを開催しています。
このままだと特定の人に負荷がかかり続けたり。
向き不向き関係なくパラレルキャリアを選択され身をつぶされたり。
ちょっと負荷がかかる方向にいきそうな流れに、危機感を持ち始めています。
自分に合った生き方が選択できる社会になることを願っています。
ノマドや仕事の作業がしたいときにピッタリ♡
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